一本の映画に集った俳優たち 彼らのリアルを追ったドキュメンタリー
辻 千恵 佐月絵美 杉山晴香 アライジン 榎本 桜
監督・撮影・編集:今尾 偲
第二班撮影:林 純也 青木大使
音楽:蓑田峻平 整音:蛯原浩彦
ロゴデザイン協力:加納和可子
ホームページデザイン:VICENTE
ポスター&チラシデザイン:反町正大(バラモン)
協力:映画『シンデレラガール』/ 映画『イエローマーガリン』/
映画『サプライズズズ~パリピの誕パがループでPONPON!!~』
プロデューサー:榎本 桜 今尾 偲
制作:リアルメーカーズ 配給:ミカタ・エンタテインメント
企画:Office BUREAU
2023/日本/87分/カラー/16:9/ステレオ
©2023映画『私が私である場所』製作委員会
NEWS
TRAILER
INTRODUCTION
一本の映画に集まった
俳優たちの光と影を追った
ドキュメンタリー映画
取材対象となったのは、2023年11月18日より公開の映画『シンデレラガール』(緒方貴臣監督)に出演・参加した俳優たち。その主演を務めたのは「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の伊礼姫奈。伊藤由紀(『イエローマーガリン』)、杉山晴香、アライジン(『地球星人(エイリアン)は空想する』)はスタッフを兼任しながらも出演を掴んだ。また、主演映画『たまつきの夢』が TAMA NEW WAVE2022 の「ある視点」 部門に正式出品された辻千恵や『なのに、千輝くんが甘すぎる。』の佐月絵美は、オーディションで役を獲得した。『いつくしみふかき』『みんな生きている~二つ目の誕生日~』などで出演とプロデューサ
ーを兼任し、『シンデレラガール』ではカメラの裏側でプロデューサーのみを務めた榎本桜もドキュメンタリーに登場。異なる環境にいる彼らが、それぞれの俳優活動の裏側を見せる。
監督は、モト―ラ世理奈主演のショートフィルム『猫、かえる Cat’s Home』(19)、ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」など、ディレクターとして多岐にわたる経歴を持つ今尾偲監督。
ストーリー
日本の俳優、タレント人口数およそ24000人(WEB調べ参照)。TVなどで活躍する俳優ですら、ほとんどの俳優はまだまだ世間には認知されていない程に人口は多い。特に「インデ
ィーズ映画」と呼ばれる低予算映画には、タレント名鑑などにも記載されていない名もなき俳優たちが多く集まっている。そこには一体どんなドラマが隠されているのだろうか?
緒方貴臣監督の新作映画『シンデレラガール』は、主役から脇役までほぼ全ての役をオーディションで選出。応募総数約2000名以上の中から主役に選ばれたのは16歳(当時)にして、すでに10年以上のキャリアを持つ伊礼姫奈だった。その一方で、この映画のスタッフとして働きながら、セリフのない役を演じる俳優たちがいた。それは必ずしも陽の当たる役ではない。しかし一つの役を大切に扱い、懸命に役を演じていく。様々な環境や立場で参加する俳優たちは一体何を目指し、何を感じ、俳優人生を過ごしているのか…インディーズ映画に集まる俳優たちの光と影、そして夢を追う彼らの今を追った。
STORY
「罪の意識を弄んでいる誰かが、この刑務所の中にいる・・・」
その独房に入れられた者の多くが『謎の急死』を遂げる。
しかしその噂には続きがあった。
・・・問題は『生き残ってしまった』場合なのだ。
「罪の意識を弄んでいる誰かが、
この刑務所の中にいる・・・」
その独房に入れられた者の多くが
『謎の急死』を遂げる。
しかしその噂には続きがあった。
・・・問題は
『生き残ってしまった』
場合なのだ。
美山(夏子)は元議員秘書であり、信頼していた議員の殺人罪を被り、この刑務所に入れられている。
いつかその議員が、自分の無罪を主張し刑務所から出してくれる日を待ち焦がれていた。
そんな中、4 人部屋の雑居房で共に過ごす町田(和田光沙)が、
金子(円井わん)の挑発により癇癪を起し、懲罰として独房に入れられてしまう。
「もう町田は帰ってこない...」金子が言う噂とは、懲罰を受けた女囚が独房に入れられると、
そこに入った者の多くが『謎の急死』を遂げる、というものであった。
しかし、町田は帰ってきた。そしてその噂には、続きがあったのだ。
問題は...『生き残ってしまった』場合なのだ。
様子がおかしい町田は「みんなを、救ってあげる。」と言い放ち、
次第に同部屋の近藤(松永有紗)、金子、そして美山に迫ってくる。
それはまるで、誰かに操られているようでもあった...
次々と精神を錯乱させられてしまう女囚たち、この刑務所にまつわる噂の真相とは、
そして、美山は自身の善悪・価値観とどう向き合う結果となるのか。
美山(夏子)は元議員秘書であり、信頼していた議員の殺人罪を被り、この刑務所に入れられている。 いつかその議員が、自分の無罪を主張し刑務所から出してくれる日を待ち焦がれていた。 そんな中、4 人部屋の雑居房で共に過ごす町田(和田光沙)が、 金子(円井わん)の挑発により癇癪を起し、懲罰として独房に入れられてしまう。 「もう町田は帰ってこない...」金子が言う噂とは、懲罰を受けた女囚が独房に入れられると、 そこに入った者の多くが『謎の急死』を遂げる、というものであった。 しかし、町田は帰ってきた。そしてその噂には、続きがあったのだ。 問題は...『生き残ってしまった』場合なのだ。 様子がおかしい町田は「みんなを、救ってあげる。」と言い放ち、 次第に同部屋の近藤(松永有紗)、金子、そして美山に迫ってくる。 それはまるで、誰かに操られているようでもあった... 次々と精神を錯乱させられてしまう女囚たち、この刑務所にまつわる噂の真相とは、 そして、美山は自身の善悪・価値観とどう向き合う結果となるのか。
CAST
町田
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伊藤由紀出演/小道具
1993年生まれ。福岡県出身。
大学時に中国留学を経験し、年齢や世間体に捉われず自由に勉強する人々と出会い、卒業後、本格的に役者を志す。24歳で上京し、小劇場での活動を経て現在は映像中心に活動、短編映画『発見shinge』(20)では主演も務める。『みんな生きている~二つ目の誕生日』(23) 『マンチの犬〜アンパンとカツ丼〜』(20)『断捨離パラダイス』(23)『中洲のこどもたち』(23)
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伊礼姫奈出演
2006年2月7日生まれ。群馬県出身。4歳から女優活動をスタートし、これまでに数多くの作品に出演する。主な出演作にNHK「とと姉ちゃん」(2016)、WOWOW「向こうの果て」(2021)、TBS「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021)。 映画『マイブロークン・マリコ』や朝日放送「推しが武道館にいってくれたら死ぬ」にレギュラー出演など。今後も待機作が多数控えている。
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辻千恵Sayu Suzukawa
1993年10月9日生まれ。佐賀県出身。2014年モデルデビュー。2018年にショートフィルム『桃の缶詰』で主演を務める。以降の作品に、映画『たまつきの夢』(19)『はちみつレモネード』(20)『この小さな手』(23)『サイドバイサイド』(23)など。月9ドラマ『女神の教室』には篠田優菜役で出演。
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佐月絵美出演
2004年生まれ。岐阜県出身。スターダストプロモーション主催「第2回スター☆オーディション」ファイナリスト出演作は、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(23)、『バトルキング!!-We'll rise again-』(23)、Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ第2回グランプリ作品「はじめてのよあそび」など
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杉山晴香出演/AP
兵庫県神戸市出身。俳優・プロデューサー。映像制作会社「サニーセント」President,CEO。子役時代にミュージカル、ラジオ関西への出演等で活躍。『緑のざわめき~sagasaga~』(23)製作・出演『みんな生きている〜二つ目の誕生日〜』(21)出演など
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アライジン出演/制作
1984年生まれ。千葉県柏市出身。リアルメーカーズ所属。俳優部からスタッフまで面白いことは何でも試みる。映像団体サガフィルムでも活動。『ある日、ある女』(23)、『夜、鳥たちが啼く』(22)、『アンナチュラル』(18)他、「まゆこの日常」などサガフィルム作品の監督も行う。
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榎本桜プロデューサー
1985年生まれ。千葉県佐倉市出身。俳優で構成された映画企画会社リアルメーカーズの代表を務め、出演作品などをプロデューサーとしても兼任。様々な映画の企画から参加する。『みんな生きている~二つ目の誕生日~』(23)『いつくしみふかき』(21)『宝物の抱きかた』(17)他、短編長編共に10作品ほど手掛ける。
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STAFF
監督今尾偲Kiyoto Naruse
2000年、独立。以降「今尾偲」としてディレクターとして活動。 テレビ番組、PV、企業 PR、映画予告篇、Web系動画、ショートフィルムなどのディレクター&監督として活動中。ショートフィルム 『猫、かえる Cat’s Home』 (19)は、シネマロサにてイブニングショーとして公開。ハンブルク日本映画祭2020 、 Sapporo International Short Film Festival などの映画祭で多数上映。同作品は、AmazonPrimeビデオなどで配信中。
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プロデューサー榎本桜Akira Yamaoka
1985年生まれ。千葉県佐倉市出身。俳優で構成された映画企画会社リアルメーカーズの代表を務め、出演作品などをプロデューサーとしても兼任。様々な映画の企画から参加する。『シンデレラガール』(23/緒方貴臣監督)『クオリア』(23/牛丸亮監督)『みんな生きている~二つ目の誕生日~』(23/両沢和幸監督)『いつくしみふかき』(20/大山晃一郎監督)『宝物の抱きかた』(17/榎本桜監督)他、短編長編共に10作品ほど手掛ける。
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企画:Office BUREAU / 取材・撮影:今尾 偲 林 純也 / 第二班撮影:青木大使 / 音楽:蓑田峻平 / 整音:蛯原浩彦 / ロゴデザイン:加納和可子 / ウェブデザイン:VICENTE / タイトルデザイン協力:反町正大(バラモン) / 配給:ミカタ・エンタテインメント / キャスティング協力:株式会社 アミューズ、株式会社 ソニー・ミュージック アーティスツ、株式会社 スターダスト プロモーション、株式会社 リアルメーカーズ / 機材協力:株式会社ハッピーエンジン / 協力:スタートラインTokyo、株式会社 B.O.S-Entertaiment、安倉さやかボーカルスタジオ、The VOICEness、電影撮製團隊【HORISHIRO】、吉川敏詞、倉田良太、佐野裕靖
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ORIGINAL WORK
「私が私である場所~塀の中の殺戮ゲーム~」(小学館ビッグスピリッツコミックス刊)
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「私が私である場所~塀の中の殺戮ゲーム~」
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COMMENT
木村知貴さん(俳優)
「なんで役者やってんの?」って聞かれるのは、「なんで生きてんの?」って聞かれるくらい本当は聞かれたくない。理由なんて人それぞれだし、後付けでも何でもいい。ただ今は辛いけど、辛いけど諦めたくないものがあるってのは、それだけでも尊い事だと僕は思う。この映画の彼・彼女は僕なんだ。
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根矢涼香さん(俳優)
キラキラ憧れるような映画のメイキングなどではない。噛み締めた記憶が呼応して歯を食いしばる。私たちの決意は、地面に足をつけながら空を飛ぶようなことなのだと思う。自分の心を保つこと。誇りを持つこと。この場所を好きでいること。なぜ、じぶんが、ここに、いるのか。見つめずにいられない。
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品田 誠さん(俳優)
一つの役に、選ばれるシンデレラガールは1人。映画本編と違い、本作では選ばれた者、
選ばれなかった者が等価に映される。 なぜ選ばれるのか、選ばれないのか。俳優とはなに
か。わからない。誕生日を祝う声に、誰もが生まれながらにして特別な存在だったことを
思い出す。悔しがる姿がただ、美しかった。
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佐々木心音さん(俳優・シンガーソングライター)
ものの2分で首を強く縦に振っていた。
嫉妬、ジレンマ、葛藤。そんな自分と闘いながら「芝居」沼にはまる私たち俳優。
きっと悩み続けるけど、私は私の選択を後悔していない。
そして、諦めない。と、改めて思うことが出来た。
俳優と映画でしか、息が吸えない。そんな人間もいるんです。と小さく強く主張したい。
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手島実優さん(俳優)
俳優は職業でもあって、生き方でもある。そのどちらもそれぞれが独自の営み
であって、選択肢であって、誇らしいものだ。誰かに認めてもらうよりも、自
分を認めてやるほうがよっぽど難しいこの世の中で、俳優という生き方に胸を
張れる自分が好きだ。
この人生において、主人公は自分だけだ。
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辻凪子さん(俳優)
包み隠さずそれぞれを生きる俳優たち。共通することは、"芝居が好きだ"とい
うこと。俳優としてどう生きていくのか、背中を押してもらいました。ありが
とうございます。
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松崎まことさん(映画活動家・放送作家)
俳優が監督に進出するのが、"インディーズ映画"に於ける最新のトレンドだが、その一方
で、現場スタッフを務めることで役を得る俳優が、こんなにも数多いことを、このドキュ
メンタリーを観て、初めて知った。
私は祈る。"私が私である場所"を求めて彷徨う彼ら彼女らの内、1人でも多くが、自らが拠
って立つ場を見つけられることを。
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鶴田法男さん(映画監督・小説家)
映画の舞台裏を描いた創作劇『アメリカの夜』のようなドラマチックなものは何も無い。
しかし、インディーズ映画に関わる名も無き役者達の一人一人には演者としての深い思い
があり、様々な葛藤がある。映画を愛する全ての人に観てもらいたい心優しいドキュメン
タリー。
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ハービー山口さん(写真家)
『シンデレラガール』とこのドキュメンタリーの両方を見たら凄いことです。人はどうしたら納得のいく人生を送れるのか。どの分野でも自分の好奇心、夢
、センス、努力、そして運が複雑に絡み合っている中でもがいているんですね。
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TRAILER
THEATER
北海道・東北 | 関東 | 甲信越・北陸 | 中部 | 近畿 | 中国・四国 | 九州・沖縄 |
北海道・東北 | |||
都道府県 | 劇場名 | 公開日 | 前売券 |
北海道 | サツゲキ | 上映終了 | ----- |
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関東 | |||
都道府県 | 劇場名 | 公開日 | 前売券 |
東京 | Morc阿佐ヶ谷 | 5/24(金)~ | ----- |
東京 | at THEATRE | 上映終了 | 予約 |
東京 | アップリンク吉祥寺 | 上映終了 | ----- |
栃木 | 小山シネマロブレ | 上映終了 | ----- |
栃木 | 宇都宮ヒカリ座 | 上映終了 | ----- |
甲信越・北陸 | |||
都道府県 | 劇場名 | 公開日 | 前売券 |
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中部 | |||
都道府県 | 劇場名 | 公開日 | 前売券 |
愛知 | シネマスコーレ | 5/12(日)~ | ----- |
近畿 | |||
都道府県 | 劇場名 | 公開日 | 前売券 |
大阪 | 扇町キネマ | 上映終了 | ----- |
京都 | アップリンク京都 | 上映終了 | ----- |
中国・四国 | |||
都道府県 | 劇場名 | 公開日 | 前売券 |
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九州・沖縄 | |||
都道府県 | 劇場名 | 公開日 | 前売券 |
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伊藤由紀 伊礼姫奈
辻 千恵 佐月絵美 杉山晴香 アライジン 榎本 桜
企画:Office BUREAU / プロデューサー:榎本 桜 今尾 偲 / 取材・撮影:今尾 偲 林 純也 / 第二班撮影:青木大使 / 音楽:蓑田峻平 / 整音:蛯原浩彦 / ロゴデザイン:加納和可子 / ウェブデザイン:VICENTE / タイトルデザイン協力:反町正大(バラモン) / 配給:ミカタ・エンタテインメント / キャスティング協力:株式会社 アミューズ、株式会社 ソニー・ミュージック アーティスツ、株式会社 スターダスト プロモーション、株式会社 リアルメーカーズ / 機材協力:株式会社ハッピーエンジン / 協力:スタートラインTokyo、株式会社 B.O.S-Entertaiment、安倉さやかボーカルスタジオ、The VOICEness、電影撮製團隊【HORISHIRO】、吉川敏詞、倉田良太、佐野裕靖
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